歓喜!・・・気分よくゴミ拾い。
この前の日曜日、朝8時から町内のゴミ拾いや、公園の落ち葉の片付けがあったのだが、私は、子供を学校に連れて行く用事があり、参加できなかった。
申しわけないので、また、時間が空いたときにやろうと思っていた。
その日の午後、いつものように競馬を楽しんでいた。
この日、中京競馬場で行われたG1レースの「チャンピオンズ カップ」。
中京のダートコースは、先行有利の傾向があるため、私は「一番人気のテイエムジンソクが勝つだろう」と予想していた。
レースが始まり観戦していると、予想通り、1番枠のコパノリッキーが逃げて、ジンソクは2番手につけた。
「いいぞ、いいぞ、その調子!」
ところが、コパノリッキーの脚色が一向に衰えず、そのまんま逃げ切りそうな勢い。
「これは、マズイぞ!」
と見ていると、リッキーよりもまだジンソクのほうが勢いがあったので、ジンソクがリッキーをかわし先頭に立った。
けれども、「このままではマズイ、非常にマズイのだ」。
私は当初、ジンソクの相手に、リッキーも入れていたのだが、
馬券を買う直前、4点に絞り込んだため、リッキーは外していたのだ。
「このままいくと、マズイぞ、マズイぞ!」と観ていると、
「なんと!」二頭の外から、ムーア騎乗のゴールドドリームが、ぶっ飛んできた。
そして、凄まじい勢いで、この二頭を抜き去ったのである。
私は「一瞬、何が起きたのか」と自分の目を疑った。
「当たった!」
私は、もし、テイエムジンソクが負けるとしたら、この「ムーア騎乗のゴールドドリームではないか」、と読んでいた。
まさに、それが大的中。
ものの見事に当たったのだ。
それにしても、あのムーアのド迫力の豪快な騎乗には、度肝を抜かれた。
こんな物凄い騎乗を見せつけられると、今後も、買うしかないではないか。
「さすが、世界のトップジョッキーだ!」と、私は、至極感心した。
すっかり気分を良くした私は、「行ってきまーす!」と、ごみ袋を脇に抱え、町内のゴミ拾いに出かけたのである。
いやー!その足取りの軽かったこと。
こんなに気分がいいのなら、毎週でもやりまっせー(笑)。